チャレンジド・ふじ

 先週の土曜日(28日)は、自立生活センター「チャレンジド・ふじ」主催のシンポジウムに出かけた。
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 テーマは、「私たちの人生の選択肢 -それぞれの生き方-」だ。
 自立生活センターは、紹介パンフでは「障害を持つ方々自身が、様々なサービスを提供することにより、障害を持つ方々が地域の中で自分が選んだ生活を送れるようにサポートする拠点」とある。
 また具体的には、福祉サービス情報の提供、授産施設や福祉工場の紹介、移動の支援や、障害者自身がカウンセラーとなって、実際に社会生活上必要とされる心構えや生活能力習得に関する個別援助・支援を行う「ピアカウンセリング」などを行っているそうだ。

 「チャレンジド・ふじ」は私が住む今泉にある上、今回のシンポジウムも「チャレンジド・ふじ」で活動している高校のPTA役員の方から紹介をいただき出かけたが、私は福祉のことは全く勉強不足で、自立生活センターや「チャレンジド・ふじ」のこともよく知らなかった。
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 しかし、障害を持つ4人の方の発表を聞いて、皆さんの前向きな姿勢に打たれた。障害の種類、発生した時期、生活スタイルなどは皆違うが、どの方もいかに「障害を受容」しようとし、また「2次障害」と闘いながら、それぞれの夢を追い生活している。
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 パネルディスカッションの中で、4人とも異口同音に、「誰に何を訴えるのではなく、全ての人に、障害者がこうやって暮らしていることを知ってほしい」とおっしゃっていた。
 私も、まず「チャレンジド・ふじ」に出かけようと思う。

by koike473 | 2007-07-30 23:20 | 保健・福祉・医療 | Trackback | Comments(0)  

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