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7日(土)は、第21回富士介護サービス研究集会に参加した。
この研究集会は、富士市介護保険事業者連絡協議会が主催するもので、市内の介護保険事業者が横の連携を図りながら共同で講演を聴いたり、事例発表を行う。
こうした民間事業者の横断的な研修会は、全国的にも富士市のみが取り組んでいるそうで先進的な事業だ。
今年の基調講演は「チームビルディング・チームコミュニケーション」。
介護事業所での離職率は、入職1年未満の離職が30%以上と高い。
新人が少しでも早く組織に馴染み、チームの一員として定着するためのヒントは?をテーマに話が進んだ。
介護・福祉の職場は、多様な専門職の人が働く「チャーハン型の職場」という指摘は、他の職場でも当てはまるケースが多そうだ。
「アサーション」…相手の意見や価値観を尊重しながらも自分の意見や感情を率直に伝えるコミュニケーションスキルが重要。
これも、どの職場でも必要だ。
この日、最も納得したのが「リーダーシップとフォロワーシップ」の話。
チームの中では、ゴール・ビジョンを示し導くリーダーのリーダーシップはもちろん重要だが、それを支え行動するチームメンバーの中では「最初のフォロワー」…リーダーが示すビジョン実現のために自発的に行動する最初のメンバー…が更に重要との指摘は、全ての職場、組織に通じる考え方だと感心した。