世界各地で戦争が絶えない現在だからこそ「三国同盟」の歴史を発信 今泉の「善得寺まつり」

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　3日（日）は、今泉地区まちづくり協議会が主催する「善得寺まつり」が開催された。

　まずは会場上段で供養祭。

　戦国時代（1554年）に、ここ善得寺で結ばれた今川、武田、北条の3氏による和平協定（三国同盟）の立役者である大原雪斎（今川家の軍師）等を供養。

　お経をあげたのは、善得寺後継寺院の法雲寺（わきみず寺）の住職と息子。

　私の義弟と甥にあたるが、甥もすっかり成長し、今は立派な修行僧だ。

　4年ぶりの開催となったまつりは、以前と衣替えし、出店は6台のキッチンカーが並んだ。

　開会式時点では、まだ寒く人出は今一だったが、その後多くの人で賑わったとのこと。

　日本の歴史の転換点である故事を祝うまつり、とも言える。

　世界各地で戦争が絶えないこの時代だからこそ、これからも地区をあげて継続し、武力に頼らない「話し合い」と「平和」の大切さを発信していきたい。