乳牛の糞尿から電気と肥料を作り出す富士山朝霧バイオマスプラント
2023年 12月 25日
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インフルエンザにかかり、その後、会派の視察に出かけ、久しぶりのブログだ。
今日は、18日(月)に行われた富士・富士宮市議会の合同研修会のこと。
議長に就任してすぐから、隣接する沼津市、富士宮市の議会とは共通する地域課題も多いことから積極的に交流、意見交換を行なおうと、8月に沼津市と、そしてこの日の富士宮市との研修会となった。
今回は富士宮市側がホストで、大沢扇状地の砂防工事と、富士山朝霧バイオマスプラントの2ヶ所を見学した。
私は別の公務もあり、バイオマスプラントから合流。
合同会社「富士山朝霧Biomass」は、土谷特殊農機具製作所やSUZUKI等が出資する会社で、朝霧地区で営まれる畜産で出る糞尿を原料に、発電と肥料製造を行っている。
乳牛糞尿の投入口。
糞尿を発酵させ、メタンガスを取り出す発酵糟の見学窓。
メタンガスを燃料とする発電施設(濃い緑色の建物)。
発電機。
メタンガスを取り出した後の糞尿を貯める貯留槽。
糞尿から造った液肥と堆肥。
全く臭いがない!
このプラントでは、朝霧全体で5,000頭いる乳牛の5%=250頭分の糞尿処理だが、将来的には全ての糞尿が電気と肥料に生まれ変わるようになれば素晴らしい。
by koike473 | 2023-12-25 08:09 | Trackback | Comments(0)