高齢化が進む中で「フレイル予防」を市政の柱の一つに! 第20回富士市介護サービス研究集会

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 2日(土)は、ロゼシアターで開催された「第20回富士介護サービス研究集会」に参加した。

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 これは、市内の介護保険事業者の皆さんで組織する富士市介護保険事業者連絡協議会が主催する勉強会・研究発表会だ。

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 私は初めての参加だったが、基調講演、研究発表ともテーマが議会報告会の意見交換会で設定した「フレイル予防」だったので期待を持って参加した。


 基調講演は東京大学の飯島勝矢教授。

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 加齢で体力・気力が落ち込み、介護状態になる前の虚弱な状態をフレイルと言うが、これは

  ・まだ「健常」に戻せる状態

  ・多面的な要因(身体的、社会的、心理的)による

状態だ。

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 「しっかり食べましょう」、「運動しましょう」といくら言っても人は動かない。


 「そうか!」と腑に落ちるような説明が必要。

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 多くの人にとって、「まだ戻せる!」が腑に落ちるのではないか?


 飯島教授によれば、10数年に及ぶ取組みで、しっかりしたデータ(エビデンス)が蓄積されているとのこと。

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 その基本である筋肉量のチェックは、通常の健康診断等では行われない。

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 これらの見える化が必要だ。


 「あの人が元気だったら、私もできそう!」と感じ、一緒に活動を始めるような同年代のフレイルサポーターが重要だ。


 再来年(2025年)には、団塊の世代の皆さん全員が後期高齢者となる。


 現在の富士市の各種計画には「フレイル予防」の記述、概念がほとんどない。


 フレイル予防を市政の柱の一つにしていくべきだと思う。


by koike473 | 2023-12-04 07:28 | Trackback | Comments(0)  

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