「鉄道を存続させるなら、鉄道以外で稼ぐしかない!」 目からウロコの「地方鉄道サミットin富士」
2022年 11月 30日
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26日(土)は、午後からふじさんめっせで開催された「地方鉄道サミットin富士」に参加した。
首都圏、関西圏等の住宅地と都心を結ぶ大手私鉄と違い、距離が短いが、地域の足として苦しい経営状況下で、何とかしようと頑張っている地方鉄道が集まった。
事例発表やパネルディスカッションを聴いて、目からウロコになった。
銚子電鉄(千葉県)の「鉄道を存続させるなら、鉄道以外で稼ぐしかない」。
銚子電鉄の売上げの内訳は、鉄道が3割で、7割は「ぬれ煎餅」に代表される物品販売業とのこと。
地元企業とのコラボ(×(カケル)事業)を通じて、地域の広告塔・情報発信基地となっている。
また水間鉄道(大阪府)は、イベント列車等のスポット的取組みに加え、恒常的・中長期的な取組みとして、沿線人口(定住人口)を増やすために地元企業に掛け合い、海外労働者50人が生活する社員寮を建ててもらい、利用者増を増やしている。
共同宣言では、
・人々の暮らしの足としての役割を果たす
・各社が協力し、一丸となり困難に立ち向かう
・地方鉄道ならではの魅力を探求し発信する
が声高々に読み上げられた。
地元の岳南電車(岳鉄)も頑張っており、この日に合わせ、市長から「富士市シティプロモーション大使」に任命された。
会場では、サミットに並行して「地方鉄道フェア2022」も開かれ、多くの親子連れで賑わっていた。
鉄道には、子どもにも大人にもロマンがある!!
by koike473 | 2022-11-30 07:24 | Trackback | Comments(0)