「キッズゲルニカ」を通じて改めて思う戦争の悲惨さとその抑止 ロゼシアターでの「戦争展」
2022年 08月 16日

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昨日(15日)は終戦記念日で、ロゼシアターで開催されている「戦争展」に出かけた。

例年、戦没者追悼式の前後に寄っていたが、今年の追悼式は、コロナ対策のため市議会議員は正副議長と福祉保健委員会委員のみの参加となり、そちらは不参加。
今年の戦争展は、この2色で構成される国旗=ウクライナから考える戦争の悲惨さと平和の大切さが中心テーマだった。

大きく描かれた絵は、「キッズゲルニカ」の取組みよって、子どもたちに描かれた平和を訴える絵だ。

キッズゲルニカは、ピカソの反戦絵画「ゲルニカ」(縦3.5m、横7.8m)に倣い、同じサイズの布地に、世界中の子ども達が戦争や核兵器のない平和な世界になることを願って絵を描き多くの人に届ける取組みだ。


こちらは、富士宮にお住いの渡辺さんと言う方が、チェルノブイリ(ウクライナ)と福島の原子力発電所での被害をベースに、2017年にウクライナに渡り、その当時も避難生活を続けるウクライナの子ども達(ゼムリャキ)に描いてもらった絵だそうだ。

富士宮市では、こうした取組みをきっかけ?に「キッズゲルニカ 富士宮プロジェクト」に取り組んでいる。

こちらは、10ヵ国以上の外国籍の生徒が通う大富士小学校のキッズゲルニカ。


2枚のキッズゲルニカの間には、決して負けない!という気持ちと行動を示す「起き上がりこぼし」を展示。

多くの著名人の作品が並んでいる。




最後は、チェルノブイリ原発事故の避難者が暮らす街・スラブチチの子ども達が描いた絵。

暗く恐ろしい絵が多い。
ロシア・ウクライナ戦争が行われている現在も、同じ状況だと考えると悪寒を覚える。
子ども達にこんな思いをさせるのだけは、絶対避けなければと思う。
by koike473 | 2022-08-16 07:38 | Trackback | Comments(0)