カーボン繊維の10倍速で商品化を! 県富士工業技術支援センターに「富士市CNF連携拠点」、「磯貝 明東京大学特別教授ラボ」が開設
2022年 06月 17日

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先週の10日(金)は、「富士市CNF連携拠点開所式」に参加した。

会場は、火葬場の西側にある県富士工業技術支援センター。

CNFの実用化を加速することを目指しその活動拠点を、富士市が県と連携し「富士市CNF連携拠点」としてセンター内に設けるものだ。

県の増田経済産業部長からは「世界的拠点を目指す」、「CNFはカーボンニュートラルの代名詞になりつつある」と、極めて積極的なあいさつがあった。

この拠点の活用として、CMF研究の第一人者である東京大学の磯貝明特別教授を招へいし、「磯貝 明東京大学特別教授ラボ」を設け、地域全体の相談やCNFセミナーの開催、センター研究者との連携事業等に取り組んでいくとのことだ。

磯貝教授の研究室。

まだ何もないが、これからは月1回程度の割合で来富し、相談等に取り組むとのこと。


磯貝教授の記念講演。

「CNFより様々な面で良い新素材は、今のところ存在しない」とのこと。

「カーボン繊維は商品化まで50年かかったそうだが、その10倍速のスピードでCNFの商品化を目指していただきたい」という来賓の方の言葉に期待したい。
by koike473 | 2022-06-17 07:48 | Trackback | Comments(0)