CN(カーボンニュートラル)とLCA(ライフサイクルアセスメント) 富士市新産業創出研究セミナーを聴講
2021年 12月 20日

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17日(金)は、令和3年度 新産業創出研究セミナーを聴講した。

これは、富士市(産業政策課)が主催するセミナーで今年が3回目とのことだが、恥ずかしながら私は知らず、初めての参加となった。
ロゼの会議室で行い、直接聴講とオンライン聴講を併用したハイブリッド方式のセミナーだった。

本年度初回の前半は、「『2050年カーボンニュートラル』の実現に向けた展望 ~サステナブル経営への挑戦~」をテーマに、(一社)サステナブル経営推進機構の壁谷武久氏が講演。


電気自動車(EV)への期待が大きいが、ライフサイクルアセスメント(LCA)の観点から評価すると、現状ではハイブリッド車とどっこいどっこいだ。

車両製造、燃料製造(電気、ガソリン)時に係るCO2やその他の環境負荷を定量的に評価することが重要だ。

後半は、「カーボンニュートラル産業を目指した製紙業界の取組み」と題して日本製紙連合会の河崎雅行氏の講演。


製紙業は自家発電割合が高い産業であり、今後更に総エネルギー量を減らすとともに、再生可能エネルギー割合を高めていく計画があるとのこと。

河崎氏は、日本製紙出身で、数年前まで富士工場に勤務されていたとのことで、富士市のペーパースラッジ(PS)の再利用についても紹介していただいた。

どちらの講演もボリュームがあり、私にとっては勉強しなければならないことばかりだった。
by koike473 | 2021-12-20 08:37 | Trackback | Comments(0)