吉原高校避難所運営委員会で「感染症等に配慮した避難所開設・運営に関する勉強会」を開催
2021年 12月 03日
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29日(月)は、吉原高校避難所運営委員会で「感染症等に配慮した避難所開設・運営に関する勉強会」を開催した。
新型コロナ拡大感染に伴い、大災害時でもなるべく避難所には行かなくてもいいような事前の対策、そして避難所への「集中避難」でなく、より多様な「分散避難」に大きく方針を切り替えた。
そうした中であっても、自宅が倒壊、あるいは全焼等で避難所に避難しなければならない人もいるはずだ。
そうした際の感染症等に配慮した「避難所の衛生対策」、「避難者受付の行い方」について、市の担当課から講師を招き開催した次第だ。
「衛生対策」として、地域保健課の保健師さんからパワーポイントで説明の後、手指消毒の仕方を実演。
プッシュ式の消毒液は、下まで押し切り、かなりの量を出して爪から手首までしっかりすり込むことがポイント。
避難所の床や手すり、ドアノブ等の消毒には、塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を0.05%に薄めて消毒液をつくる。
これをタオルやガーゼに浸み込ませて使用する。
「避難者の受付」は、委員会メンバーが避難者役と受付担当役になり体験。
まずは受付会場の設営等について防災危機管理課より説明。
事前受付と有症状者の受付は、万全を期して感染防護服を着用。
避難者は距離を取りながら事前受付で並び、チェックシートで体調等を確認。
そこでの結果により「健常者」、「要援護者」、「有症状者」の3系統に分かれて正式な受付を行う。
これは、避難所に避難する前に、各町内(自主防災会)の公会堂等で3グループに仕分けしてきてもらうことが基本だ。
5日(日)は、吉高の避難所開設・運営訓練は中止だが、委員会メンバーは各町内の防災訓練に参加し、是非講師役として受付訓練等をリードしていただきたい。
by koike473 | 2021-12-03 08:26 | Trackback | Comments(0)