「女性目線での地域防災」は絶対必要! 富士市交流プラザで開催された「ふじBousai2021」
2021年 11月 22日
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20日(土)の午前中は、「ふじBousai2021」に参加した(写真は今朝の静岡新聞)。
会場は、富士市交流プラザの多目的ホール。
3部構成で行われたが、私は会場をロゼシアターと間違え、10分程遅れ1部の途中から聴講。
自主防災会や避難所運営組織に女性が入らないと、女性自身が困る。
吉原高校避難所運営委員会では「女性活動班」を設置しているが、コロナ禍でこの2年は休止状態だ。
女性が声を、そして手を上げやすくするには、まずはどうしたらいいのだろうか?
第2部では、東日本大震災で被災し、富士市松野に避難、移住された堀川さん夫妻の講演。
3・11の「地球が壊れると思った」地震から始まるリアルな話に、会場はシーンとなり聴き入った。
「ある避難所では、100人が避難していて、80人分のパンしか来なかったので、不公平になるとして廃棄していた」、「マニュアル頼みでなく臨機応変に!」
そして改めて「原子力災害」、「富士山噴火」への準備が何もできていないことに、恐ろしさを感じた。
最後は「災害に強いまちづくり ~地域における防災体制の構築~」をテーマにしたパネルディスカッション。
市立高校の生徒からは、総合探求授業で検討した「女性目線の避難所運営」について、これからもその必要性について、広くPRする活動をしていきたいとのこと。
こうした若者の活動を、行政や地域がどうバックアップし、活用していけるかが大きなカギだと思う。
by koike473 | 2021-11-22 08:10 | Trackback | Comments(0)