法整備と原状回復が急務 議員有志で大渕地区等の「違法土砂埋立て地」の現場視察
2021年 10月 27日

にほんブログ村
22日(金)は、議会の有志で大渕地区等の違法土砂埋立てに関する研修会を実施した。
まずは室内で、市内の違法土砂埋立ての現状や、条例改正等についての検討状況に関する勉強会。

9月議会で市町内会連合会から提出された「建設残土処分等に伴う違法な盛土を厳しく規制する法律の整備に関する意見書提出を求める請願」を審査する中で、多くの議員が概要は把握しているが、改めて確認する内容だ。

その後、違法土砂埋立ての現場確認へ。
勝手に積まれたピラミッドのような埋立て地。

こうして荒れた場所周辺には、大量のゴミの違法投棄もある。

カメラでは全景が納まらないほどに積まれた現場。

富士市としては、長年にわたり他自治体以上に積極的に林道を整備してきた結果、土砂を積んだ違法ダンプが山間地に入りやすくなっているのが何とも皮肉だ。


写真ではよくわからないが、雨で土砂が崩れ、沢(河川)を埋めている。


写真の奥の平らになった場所が違法埋立て地。

土地が転売され、太陽光発電のパネルが並ぶ。

私は6月議会でこの「違法土砂問題」を取り上げたが、今後の予防対策として、排出元責任を明らかにする法律・条例の整備が絶対に必要だ。
併せて、このように既に埋め立てられてしまった違法土砂の後始末=現状回復をどう求め、実施させていくかが大きな課題だ。
by koike473 | 2021-10-27 07:49 | Trackback | Comments(0)