富士市町内会連合会から「盛土規制の法整備を求める意見書提出」に関する請願が議会へ提出
2021年 09月 01日

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昨日は、富士市町内会連合会から、市議会議長あてに請願書の提出が行われた(写真は今朝の富士ニュース)。

件名は「建設残土処分等に伴う違法な盛土を厳しく規制する法律の整備に関する意見書提出を求める請願」だ。
私は、この請願を後押しする「紹介議員」の一人として提出に同席した。

私は先の6月議会で、市内で横行する「富士山麓等への違法な土砂埋立て問題」について6月28日に一般質問を行った。そしてその週の土曜日・7月3日に熱海の大規模土石流災害が発生した。
違法な土砂埋立て現場が数多くある大渕、吉永北地区の皆さんはもちろん、下流部に住む市民全員が驚くとともに、恐怖を感じる。

そんな中での法整備を求める意見書を、市議会としても国に提出してほしいという請願だ。
町内会連合会自らも国に要望書を提出するが、市議会も足並みをそろえ行動してほしいとの強い思いだ。
私が法制化の必要性を最も思うのは「土砂の発生者責任を明確にする」ことだ。
今は、発生者(上流)の責任が明確でないために、土砂を運搬、埋立てする下流の違法業者を条例により摘発するのがせいぜいで、トカゲのしっぽ切りにもならない状況だ。
また国の統一基準がないために、県境をまたいだ警察の捜査も上手く進まないと感じる。

請願書提出には、多くの報道機関が集まり、関心の高さを感じた。

熱海の犠牲者の方々の無念を想いつつ、しっかり審査しなければならないと思う。
by koike473 | 2021-09-01 08:35 | Trackback | Comments(0)