学校給食改革に向け「(仮称)専門懇話会」の設置を  厳しい意見が続出した富士市学校給食運営審議会

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 昨日(17日)は、富士市学校給食運営審議会を傍聴した。

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 来年度から、現在の主食(パン・米飯)業者撤退が報道で明らかになった後、初めての審議会だった。

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 11月議会では、私も「今後の学校給食の維持」について一般質問したこともあり、どんな議論になるか注目した。

 委員の方々からは、

 ・学校と県給食会と間の売買契約があるのなら、県給食会に責任があり、それを富士市として厳しく追及すべきではないか

 ・一方、主食業者さんに対する教育委員会(学務課)の上から目線等の態度が今回の撤退で明らかになった。猛省すべきだ

 ・学校給食費(現在小学校で4,900/月)の審議を求められても、単価が違うパンと米飯の提供回数割合が確定していない(パン業者さんが決まっていない)中では、審議できない

 ・そうした姿勢自体がおかしい

等、厳しい意見が続出した。

 一方、教育委員会からは、学校給食の課題を専門的な立場から検討する「(仮称)専門懇話会」の設置と、年内にもその「準備会」を開催することが提案された(写真は今朝の静岡新聞)。

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 準備会では、給食の課題を洗い出し、課題ごとにどのような専門懇話会が必要か整理した上、懇話会の委員の人選を検討する予定だ。

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 私が一般質問で提案した「専門部会」が動き出す。

 質問後、すぐに組織づくりとその活動が始まるのは、教育委員会、市側の危機感の表れだと思う。

 しかし一方、4月からのパンの納入業者さんは、まだ未確定だ。

 今後も「学校給食」を注視していきたい。


by koike473 | 2020-12-18 08:36 | Trackback | Comments(0)

 

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