「今年の避難所開設・運営訓練は中止！ しかし…」 吉原高校避難所運営委員会の判断

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　4日（金）は、吉原高校避難所運営委員会の正副本部長会議を開催した。

　コロナ禍の中、大きなスケジュール変更を決定した。

　今年の「避難所開設・運営訓練は中止」だ。

　理由は大きく2つ。

　・90名で構成する運営委員会の打合せ・準備ができない）今泉まちセンの多目的ホールの収容力は30名）。

　・当日、最大150名が吉原高校体育館に入るのは3密。

　私自身は、新型コロナとインフルエンザを比べたら、ほとんど問題はないと考えるが、リスクを完全になくそうとする「ゼロリスク信仰」が拡大しつつある中では、訓練実施は極めて困難との判断だ。

　一方で、各町内で実施する防災訓練で、「感染症対策等に配慮した避難者の仕分け・送り出し訓練」に取り組んでもらうよう要請することとした。

　我々、避難所運営委員がサポートする体制で実施してもらう。

　そんなことを10月には7つの町内の町内会長さん、自主防災会長さん等に集まっていただき、説明・依頼する。

　初めての取組みだが、避難所運営員会と各自主防との連携のあり方を確認するには良い機会だと考え、取り組んでいきたい。