富士市が国から「SDGs未来都市」に選定! 「富士市から『世界を変える、はじめかた』」
2020年 07月 31日
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少し前の話だが、富士市は7月17日に国から「SDGs未来都市」に選定された。
SDGsは、「誰一人として取り残さない」社会を実現し、持続可能な開発を目指すための世界共通の目標となる考え方だ。
2030年を目標年次として、17の目標と169のターゲット(具体的目標)で構成されている。
国では、その先導的な取組みとして、平成30年度からモデル都市「SDGs未来都市」を選定し、さまざまな支援を行っている。
富士市は、本年度全国33市の一つとして選定された。
本来であれば、来年度からスタートする「第6次総合計画」の中に、関連する取組みが明確に位置付けられるところだった。
しかしコロナ禍の影響で、今後の世界、国内、地域社会情勢が見通せず、総合計画の策定は1年先送りすることが決まった。
だが、モデル都市としての取組みは、順次スタートさせなければならない。
一方で、「SDGs」そのものの考え方がまだまだ認知されているとは言えない。
また新型コロナにより、より深刻さを増す経済、社会、環境面での変化、課題に、どう取り組んでいけるかは、「霧の中」という感じだ。
市では、今年は市民協働事業提案制度を活用し、SDGsの普及啓発を図るとともに「富士市から『世界を変える、はじめかた』」と題したシンポジウムを開催する予定だ。
ポストコロナ、ウイズコロナの時代に向け、富士市が進む姿勢を考える、変えていくきっかけになることを期待したい。
by koike473 | 2020-07-31 08:24 | Trackback | Comments(0)