まずは指導者さん達に体験を! ユニバーサル就労の一環としての図書(本)のフィルム装丁体験会
2020年 02月 26日
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今日はかなり前のことだが、4日(火)に開催した「図書(本)のフィルム装丁」体験会の話。
私は昨年6月定例議会で、「地域経済循環及びユニバーサル就労推進の観点から、今後の図書購入は市内の書店を直接の窓口とし、ラベル張りやフィルム装丁などの作業は就労継続支援B型事業所等に発注する、いわゆる『幕別町方式』に切り替えていく考えはないか」と一般質問した。
市当局の答弁は、「本市への導入の可能性については、今後研究していく」という決して前向きとは言えないものだった。
しかし、「研究していく」にしても、実際どのような作業で、可能性と課題は何かを、まずは提案者側から把握しようということで、今回、市内の書店組合の皆さんと体験会を行った。
富士市社会福祉協議会(社協)に相談・お願いし、社協が運営する市内のB型作業所の指導員の皆さんに集まっていただき、体験していただいた。
まずはDVDを見ながら、フィルム装丁の仕方を頭で理解いただく。
そして実際にやってみる。
本に合ったサイズにロールのフィルムをカットする。
空気が入らないように、慎重に伸ばしていく。
今回のフィルムは、体験用のものなので、何度も貼り直しが可能だ。
見本を確認しながら、きれいに裏に貼りこめるよう、斜めにカット。
交替で何回か繰り返す。
動画で撮影し、やり方を記録する人も。
皆さん、それぞれの施設に持ち帰り、利用者の皆さんの作業の可能性や課題について検討いただくことになった。
何とか前に進めていければと思う。
by koike473 | 2020-02-26 08:09 | Trackback | Comments(2)