企業、学校、地域、それぞれがウインウインになる切り札? 中小企業振興会議のキャリア教育懇話会
2020年 02月 14日

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先週の話だが、6日(木)の晩は、富士市中小企業振興会議の「キャリア教育懇話会(第3回キャリア教育部会)」を傍聴した。


最初に、教育委員会と一般社団法人まちの遊民社から、「学校教育現場が求めるキャリア教育と、富士市の現状と方法」について報告。

さらに、自社でキャリア教育(職業講話や職場体験等)に積極的に取り組んでいる2社の方から、キャリア教育に取り組む意義、メリットの紹介。

私は「そーなんだ!」と、企業の皆さんの考え方、見方に納得。
その一人、この方は、ハンドボール部の後輩になる東名電機㈱の上柳社長。


具体的には、
・企業PR(小中学生の子ども達にとっては長い目で見た場合になるが)になる
・授業などの組み立てを社員に任せることで、社員教育につながる
・人で不足の中で人材確保、採用につながる 等
その後、これまでキャリア教育に取り組んだことがない企業の方も入ってのグループワーク。

・目先のことで一杯で、キャリア教育に関わる余裕がない
・小学生と中学生ではプログラムが異なり、準備が大変
・守秘義務を負う仕事なので、なかなか難しい
・工場等は、子ども達への安全対策がなされていない
等の課題が挙がる一方、

・一度、取り組んでいる会社を見学したい
・マニュアルやルールがあると良い
・富士市で頑張っている企業、働き場所として魅力ある企業があることをナマで伝えられる
・仕事が多様化している中では、キャリア教育を担うコーディネーターが必要
等、前向きな意見や提案も挙げられた。

企業、学校、地域、それぞれがウインウインになる可能性を感じた。
私も、さまざまな角度、観点からキャリア教育の意義や現場を勉強しなければと思う。
by koike473 | 2020-02-14 06:46 | Trackback | Comments(0)