「子どもは単に『未来の担い手』ではなく、『今を生きる主体』」 「子どもの権利を考える」基調講演&パネルディスカッション

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 昨日(11日)は、「『このまちの子どもの権利を考える』基調講演&パネルディスカッション」を聴講した。

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 会場はラ・ホール富士。

 基調講演は山梨学院教授・国連NGO・NPO法人 子ども権利条約総合研究所代表の荒牧重人氏による「子どもの最善の利益と子どもにやさしいまちづくり ~子どもの権利条例の意義を考える~」。

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 印象に残った言葉。

 「子どもは単に『未来の担い手』ではなく、『今を生きる主体』でもある」。

 ふだんから私もよく言う「子どもは社会の宝」に留めてはならない。子どもは「社会の一員・構成員」として考えなければ子どもの権利は守られない。

 そして後半はパネルディスカッション。

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 富士市立高校生の2人のナマの発言が新鮮だった。

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 地域の行事等を、大人たちは「子どものためにやっている」が、子どもの意見・見方を聞いた上でやっているだろうか?

 大人の「押し付け」になっているケースが多々あるのではないか、と反省ばかりが先に立つシンポジウムだった。

 富士市では、令和3年度での「子どもの権利条例」の制定を考えている。

 自分自身のこれまでの子育てや子どもとの関係づくりには、疑問符しかつかないが、しっかり客観的に取り組んでいきたいと思う。


by koike473 | 2020-02-12 07:32 | Trackback | Comments(0)  

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