ゴミ焼却施設は金・銀が眠る「都市鉱山」! 第41回全国都市清掃研究・事例発表会in豊橋
2020年 01月 23日

にほんブログ村
昨日(22日)は、豊橋市で開催された「第41回全国都市清掃研究・事例発表会」に参加した。

富士高ハンドボール部の先輩である小室直義前富士宮市長のお誘いで富士宮市議会の稲葉晃司議員とともに同行させていただいた。

豊橋市は、下水汚泥、し尿・浄化槽汚泥、生ごみを集約してメタン発酵させ、発生したバイオガスを燃料として発電する全国で最大規模の「バイオマス利活用センター」を平成29年に完成・稼働させている。

また、「ゴミゼロ」への取組みを全国で最初に始めた自治体だそうだ。

会場のホテルは、3つの部屋で計137の研究発表が行われ、満席の部屋も。

私達の目当ては、富士宮市に本社があるエコネコルさんの発表。

ロビーには、エコネコルさんの展示ブースもあったが、このポスター、皆さん「どこかで見たな?」と思うのでは?


現在、テレビのCMでガンガン流れている。
発表の内容は、ゴミの焼却灰を選別し、金、銀などの有用金属をスムーズに回収する方法を開発し、結果として自治体のゴミ焼却施設から有価で焼却灰を買い取ることが可能になったという報告だ。


つまり、ゴミ焼却施設では、最後に出る焼却灰を、これまではお金を払って処分していたが、これからは貴金属が含まれた資源として販売できるということだ。

天地が逆転する話だ。

同じサイズのボトルに入った「落じん灰」(焼却灰)と、灰や鉄等を除いた有用金属が大半の「濃縮品」。

持って比べると重さが全然違う。
まさに都市鉱山だ。
以前一度訪問したことはあるが、改めてエコネコルさんを訪ねてみたいと思う。
by koike473 | 2020-01-23 07:36 | Trackback | Comments(0)