老朽化が進む共同ビルのこれからは? 富士市まちなか活用事業「空き店舗・空きビル活用交流会議」
2020年 01月 22日

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17日(金)の晩は、富士市交流プラザで開催された「空き店舗・空きビル活用交流会議」に参加した。

昨年に続き取り組んだ「まちなかラボ」の出店者の皆さんの報告を聞き、これからの商店街の空きビル・空き店舗の活用や課題について考える場だ。

第1部は、今年の「まちなかラボ」の出店者の皆さんの報告と意見交換会。

・商店街を歩いている人は少ないが、通りがかりの人が「フラリ」と入ってくる、自動車で商店街を通り見たので気になって来た、という「目的買いでないお客さん」があることに驚いた。
・ショッピングセンターと違い商店街の店は、その分野の専門店(老舗?)が多く、生半可な気持ちでは出店できないと思う
等、私自身が「そうなんだ!」と思う意見があり、何だか新鮮だった。

写真は、19日の静岡新聞。

後半の第2部は、現在空きビルとなっている建物のオーナー等によるトークセッション。

吉原商店街から参加した内田さんは、私が議員になる前から一緒に複数の共同ビルの再開発を勉強し、準備組合を立上げ、その代表を務めた方だ。

「もう一歩」というところで再開発がとん挫し、厳しい状況の中で現在も動きがとれない。

共同ビルは、何をするにしても(よく言われるリノベーションも)、ビルを構成するそれぞれの地権者・持ち主の状況・考えがさまざまで、合意が難しい。
であるなら、値段は下がるだろうが、共同ビル(及び土地)を、まとめて買ってもらえるような不動産業者を探し、解体・処分も含めた次の段階に進むことを検討せざるを得ないのだろうか?
切なくなるが、老朽化が進むほど、時間との戦いになっているような気がする。
by koike473 | 2020-01-22 06:03 | Trackback | Comments(0)