被害は少なかったが、避難所開設に際しての課題が浮き彫りになった台風19号
2019年 10月 15日

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台風19号は、全国各地に甚大な被害を与えた。
今朝のニュースでも、被害の全容はまだつかめていない。
亡くなった方々、被災された多くの方々にお見舞い申し上げます。
そんな中、富士市は大きな被害もなく、何とか切り抜けることができた。
12日(土)の昼前、「11時から一部を除く全指定避難所を開設する」との同報無線が流れた。
今泉まちづくりセンターに確認すると「吉原高校にも地区班3名を派遣しました」とのこと。
初めての吉高避難所開設だ。
それも、これまで想定していた地震ではなく「台風」でだ。
私も吉高に出かけ、地区班の職員と話し、「避難者が増えてきたら来るよ」と言って自宅へ戻った。
吉高避難所運営委員会の6名の担当副本部長には連絡を取り、準備体制をとったつもりだが…。
その後、電話でやり取りしたり、一人で住む母親を連れに出かけた際に吉高に寄ったりしたが、結局一人の避難者もおらず、「21時で閉鎖します」との連絡があった。
この晩は、比較的早い時間に雨は止み、風が一晩中強かった。
13日(日)、イタリアンサイプレスが倒れた朝の我が家の玄関。

吉原高校。

避難所になった体育館には「閉鎖」の貼り紙が。


グラウンドのネットは、事前に倒してあり、全て無事の様子だ。


今泉まちづくりセンターにも寄ったが、閉鎖されており、ここに泊まった避難者はいなかったようだ。

車で今泉地区を回ると、上和田交差点脇ではこんなことに。

1m角のコンクリートの溝蓋が、飛んでしまっている。

隣りのグレーチングから水が噴き出していることはあったが、溝蓋が飛んだのは初めてでは?

早速、市(道路維持課)を通じて、道路を管理する県(富士土木事務所)に連絡し、直してもらった。


被害は思ったより少なかったが、避難所開設に際しての課題が浮き彫りになった台風19号だった。
by koike473 | 2019-10-15 08:01 | Trackback | Comments(0)