第3期最終処分場建設に向け注視が必要 議会で視察した㈱富士環境保全公社
2019年 07月 26日
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22日(月)は、議会で㈱富士環境保全公社を視察した。
富士環境保全公社は、廃棄物(ゴミ)の最終処分場を運営する株式会社だ。
市内のさまざまな事業者から排出される産業廃棄物と、それぞれの家庭等から出され、ゴミ集積所から収集される一般廃棄物が分別、焼却され、残った灰や固形物が、最終処分場に埋め立てられる。
さまざまな議論、地元地域との協議・調整を経て、平成15年から第1期処分場への埋立てが始まり、現在は、平成25年から第2期処分場に埋立て処理している状況だ。
私もこれまで、2007年、2011年、2013年と3回、処分場を訪れ、このブログに書いてきた。
「紙のまち富士市」特有のペーパースラッジ等の処分の必要性から、富士市が最大の株主として会社を設立されたが、現在はペーパースラッジ等の割合が大幅に低下している。
また更にあと2年すると新環境クリーンセンターが完成・稼働することにより、家庭などから出される一般廃棄物の焼却灰もごくわずかになる等、取り巻く環境も大きく変化してきている。
取り組み状況を伺った後、まだ雨が降っていたが、第2期処分場を見学。
現在は、市内の中間処理業者を通じて搬入される石こうボード等が、増えているとのこと。
写真の白あるいはグレー、ベージュ等の板状のもの。
またプラスチック類も多い。
公社幹部の方々との話の中では、埋立てのスピードについて、市(行政)側の把握とのギャップが見られたので、改めて確認が必要だ。
また懸案の第3期処分場については、地元との協定等もあることから、市と同様、現在の第1期、第2期処分場の周辺を除いた市内全域の中で、場所を検討しているとのこと。
市が株主になっていることから、議会としても今後の取組みをしっかり注視していかなければと、改めて感じた。
by koike473 | 2019-07-26 07:57 | Trackback | Comments(0)