「ぶんぶくぶん ぶんぶくぶん」 「劇団うふふ」さんによる昔話「分福茶釜」の人形劇
2019年 06月 12日
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今年の吉原祇園祭では、新しい取り組みがあった。
全体では6つの神社の「御朱印巡り」だが、お世話になっている西仲町では「劇団うふふ」による「分福茶釜」の上演会が行われた。
西仲町の山車は、全体のテーマが昔話の「分福茶釜」だ。
上手く写っていないが、最上段にタヌキの人形(彫り物)が置かれている。
さらに、山車の側面には、「分福茶釜」のストーリーが彫られている。
和尚さんに助けられたタヌキが、茶釜に化けて、最後は茶釜で綱渡りをする芸で恩返しをするという話だ。
一方「劇団うふふ」は、富士宮市上柚野(旧・芝川町)に拠点を置く「等身大人形による人形劇」の劇団だそうだ。
西仲町のある人が、結婚して柚野に住み、そんなご縁でこの日の上演となったとのこと。
木之元神社の境内には、町内外の多くの皆さんが集まった。
「ぶんぶくぶん、ぶんぶくぶん」の歌声に合わせ劇が進んでいく。
人形と劇団員の動き、そして音楽、語りがすばらしい。
みんな集中して観ている。
「ぶんぶく」とは「幸福をみんなに分ける」=「分福」。知らなかった!
最後は、茶釜が「ぶんぶくぶん」と歌いながら客席を一周して終了。
あっと言う間の30分だった。
上演後は、会所で皆さんと乾杯!
いろいろなイベント等で、三世代で楽しんでいただける「劇団うふふ」だ。
by koike473 | 2019-06-12 07:40 | Trackback | Comments(0)