米国人と日本人が初めて草の根交流した「開国のまち・下田」での「第156回 静岡県市議会議長会定期総会」
2019年 02月 01日
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昨日は、下田市で開催された「第156回 静岡県市議会議長会定期総会」に望月富士市議会議長とともに出席した。
会場は、伊豆急下田ホテル。
久しぶりの恵みの雨となったが、ホテルから見える白浜海岸は、やはり晴れていた方が良い?
記念講演は、下田了仙寺住職の松井大英氏による「ペリー来航の真実 下田の黒船・草の根異文化交流」。
下田市観光協会会長も務められた方だ。
了仙寺は、幕末に日米和親条約が締結された由緒あるお寺だ。
了仙寺に残るさまざまな資料やエピソードをもとに、単に条約が結ばれただけでなく、下田を中心とする半径7里(28km)の「遊歩権」が与えられた中で、米国の領事館員や水兵と下田市民が生活レベルで交流していたという意味での「開国のまち・下田」という話は、大変興味深かった。
この絵は、米国の画家が描いた絵だが、赤ん坊を背負った主婦が、下田の風景をスケッチするアメリカ人の絵をのぞき込んでいる。
下田では「黒船=異文化交流」のイメージが強い、という話に納得した。
帰りの天城峠は雪になるかと心配したが、雨の中を無事通過し、さらに伊豆縦貫道の区間でつい先日(1月26日)開通した「天城北道路」を通り、無事富士に戻ってきた。
同じ時間に開催されたユニバーサル就労に関するシンポジウム「誰もが働き暮らせるまちづくり」は聴けなかったが、後日、ビデオでしっかり観たいと思う。
by koike473 | 2019-02-01 07:21 | Trackback | Comments(0)