今年は富士市の下水処理場に注目! 「下水道施設における地域バイオマスの資源・エネルギー利用」研究会に参加して
2018年 07月 06日

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4日(水)は、午後から東京で開かれた「下水道施設における地域バイオマスの資源・エネルギー利用」というテーマの研修会に参加した。

主催は、何度か参加したNPOバイオマス産業社会ネットワーク。
会場は、青山にある国連大学内の「地球環境パートナーシッププラザ」。

講師は、国交省の下水道企画課の土屋係長。

国レベルでは、省庁を超えて下水道汚泥、浄化槽汚泥、生ごみ、食品残さ等のバイオマスを、下水道処理場でガス化してエネルギーとして取り出したり、燃料として活用する動きが進んでいる。


富士市でも今年4月には「富士市生活排水処理長期計画」が策定され、その中で「汚泥の有効活用に向けた検討方針」が位置付けられている。

具体的には、この日も話題に上がったB-DASYUプロジェクトに、本年度、東部浄化センターの取り組み(【中規模処理場向けエネルギー化技術】 [4]高濃度消化・省エネ型バイオガス精製による効率的エネルギー利活用技術)に関する実証事業が採択された。

また西部浄化センターでも、まずは下水汚泥の活用に向け民間事業者からのプロポーザル(技術提案)を公募していく予定だ。
昨年、建設水道委員会で視察した黒部市(富山県)の取り組みも紹介された。


今年は、下水道から目が離せない!
by koike473 | 2018-07-06 06:53 | 上下水道 | Trackback | Comments(0)