開会中の富士市議会6月定例議会は、今日から一般質問が始まります

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士情報へ
にほんブログ村


 開会中の6月定例議会は、今日から一般質問が始まる。

 昨日の議会運営委員会で、質問を行う23名の議員の質問通告書が配られた。

 私の今回の質問は、以下の2項目。

 ●(仮称)富士市立大学等の高等教育機関の設立可能性の検討について

 ●「地域循環型ポイントカードシステム」の導入について

 毎回、長文になりますが、お目通しいただければ幸いです。


●(仮称)富士市立大学等の高等教育機関の設立可能性の検討について

私は、平成292月定例会で「富士常葉大学富士キャンパスの撤退に伴い考える高等教育機関の市内立地の意義等について」質問した。

この中で、「富士市として新たな高等教育機関の立地誘導をどう考えるか」との質問に対し、市長は「18歳人口が減少に転じる2018年問題が顕在化し、大学は生き残りをかけ都心回帰を進めている。そうした中で、新たな高等教育機関を本市に誘致することは非常に困難であると認識しているが、若い世代の人口確保のためには、高等教育機関の存在は重要なものであると考えているので、その誘致の可能性などについて情報収集や研究に努めていく」と答弁された。

その後、本年2月議会で、市長は「30年度 施政方針」の中で「市政2期目の基本姿勢」として「大学や専門学校などの高等教育機関の誘致を図っていく」と表明された。

施政方針に対する質問の中では、「高等教育機関が本市に根を張り、永年にわたり知の拠点として活動いただくためには、産業都市である本市の風土に馴染むことが重要であると考えているので、工業、医療、福祉分野等、本市の発展に広く寄与する人材の育成が期待される大学や専門学校の誘致を目指していく。なお、現在の取り組みについては、富士駅北口の再開発事業における導入施設の候補として、高等教育機関の誘致が可能かアンケートやヒアリングを行っており、複数の専門学校が進出に興味を示している」と答弁された。

こうした中で、以下質問する。



1 進出に興味を示している専門学校は、富士市をどのような点で評価しているのか


2 今後、看護職の役割が今以上に増大する一方、現行の看護教育制度では実習時間の不足等の課題があることから、国では看護学校の4年制化の導入に向けた検討を進めていると聞く。こうした中、富士市立看護専門学校(3年制)の4年制化、あるいは看護系大学への展開をどう考えるか


3 静岡県内の国立大学、県立大学は、本部・学部を含め、全て中部、西部地域に集中しているが、偏在解消の観点から、また県内産業等の人材育成、バックアップという観点から、県と連携して富士市への公的高等教育機関等の誘致または設立は考えられないか


4 今後、人口減少が進む中では4年制の私立大学の市内誘致は非常にハードルが高いと考      える。一方、全国各地で高等教育機関の存在・活動は地域に不可欠との考えで、経営不振な私立大学の学部・学科再編を伴う地元自治体による公立大学化も進んでいる。市内には現在私立大学は存在しないが、市長が言うように「本市の発展に広く寄与する人材の育成」を目指すために、市が中心となり設立・運営する「(仮称)富士市立大学」の可能性について、富士市立高校の在り方も含め検討していく考えはないか


●「地域循環型ポイントカードシステム」の導入について

富士市では、平成27年度から健康づくり推進事業の一つとして「ふじさん青春度指数事業」、「ふじさん青春マイレージ事業」に取り組んでいる。

「ふじさん青春度指数事業」は、食生活、運動、社会参加、身体、こころに関する様々な行動を100点満点で点数化し、チェック用紙に記入し自己採点するしくみであり、「ふじさん青春マイレージ事業」は、青春度指数を踏まえ、さらに動く、食べる、つながる等の健康づくり行動、検診の受診(特定健康診査、人間ドッグ等)、社会参加(地区イベント、ボランティア等)等でポイントを得て、規定のポイントを得た人が「季節の野菜の詰合せ」等の特典を受けられる制度である。

こうした中で、


1 2つの事業は、ともに市民の健康度の向上を図ることを目的としているが、事業により参加者の健康度の把握・分析、それに基づく評価、指導は十分行えているか



現在世の中ではさまざまなポイントカードシステムが運用されている。Tポイント、Pontaカード、楽天スーパー、nanaco、dカード、au WALLET、WAON等の大手企業が発行・運営するものから、県内に拠点を置くドラッグストア、市内の商店街が発行・運営するものまでさまざまである。

ポイントカードのメリットは、発行側(企業、商店、商店街等)にとっては、

  1. 来店促進・販売促進…貯まったポイントを通貨代わりに利用できるので再来店・再購入につながる

  2. 顧客管理が可能…利用客の動向を分析し、今後の販促計画につなげられる

  3. 顧客の囲い込みにつながる…①、②の結果、顧客満足度が向上し、常連客確保につながる

等があげられる。

また利用者側にとっては、ポイントを貯め、それを通貨代わりに利用できるお得感を得ることにつながっている。

野村総研の調査によれば、大手企業(前述等の11社)が発行するポイントは、年間約1兆円分と推計され、その約4割、約4,000億円が使用期限までに使用されない「失効ポイント」であり、発行企業はポイント発行時に全額を引当金計上するが、後年度に失効ポイント分を雑収入扱いするケースが多いようである。

つまり、富士市の市民が大手企業のポイントを貯め、それを使っても、あるいは使わなくても(失効させても)、お金は企業の本社がある東京圏に流れる仕組みになっている。

また各地の商店街が発行するポイントカードは、利用者がいつ、どの店で、何を、いくら購入したか等のデータを蓄積、分析する機能を持たせていないカードが多く、顧客管理、顧客の囲い込みというマーケティングにまで活用できていないケースが多いと言われる。

一方、近年では、

・青春マイレージ事業で取り組む健康づくりやボランティア等の社会参加活動等で得られるポイントと、地域の商店街で発行されるポイントを相互に利用できる

・それぞれの利用者データを整理、分析し、健康づくり施策や商店街や個店のマーケティングの検証、改善策の策定、実施につなげられる

・大手企業の通販サイト等でのポイントも貯められる

・失効ポイントは、地元自治体に寄付する(つまり資金が東京に吸い上げられず、地域 で循環する)

しくみを取り入れた「地域循環型ポイントカードシステム」がビジネスモデルとして提案され、いくつかの自治体で導入・稼働を始めている。

 こうした中で、


2 本市でも、健康づくり、商業振興、地域内資金循環等、さまざまな面での活用が考えられる「地域循環型ポイントカードシステム」の導入を検討する考えはないか


by koike473 | 2018-06-22 06:53 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : https://koike473.exblog.jp/tb/29888885
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 富士市は全国一の「しきみ」の産... 「今村さんちの香りシイタケ」 ... >>