「今村さんちの香りシイタケ」 ユニバーサル就労議連役員でシイタケの菌床栽培を見学
2018年 06月 21日

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昨日は、ユニバーサル就労推進議員連盟の役員で、市内の農家さん等を訪問した。
今日は、その中の森島(富士南)で「シイタケ」を栽培する今村さんを紹介。

8年前からシイタケの菌床栽培を始めたという今村さん方の「室(むろ)」?「シイタケ温室」?は、数千本のシイタケの菌床でいっぱいだ。

1本の菌床から無数にシイタケが芽を出すが、それを摘果し、20本ほどにして摘み取るそうだ。


菌床は、広葉樹のおが粉に、糠等を混ぜ込んだ原料を、こうした機械で圧縮し作るそうだ。

この袋に入った黒い棒状のものが、できた菌床。

その菌床にシイタケ菌を4カ所から打つと、菌床の中に白い部分のように菌が拡がり、育っていくそうだ。

室の中では、棚ごとに、入庫した日等が記入され、工程管理される。

できたシイタケの仕分け作業。

こちらはキクラゲの栽培。


今村さん方では、こうした一連の作業の中で、複数のさまざまな障害を持つ方が働いている。
以前も書いたが、いろいろな作業工程がある農業は、さまざまな理由で働きにくい方にとっても、得意な工程がある場合が多い。
ユニバーサル就労推進議連では、こうした「農福連携」を市内でさらに推進するために7月にシンポジウムを企画している。

昨日は帰りに、金沢豆腐店(今泉)とともに店先で販売していた「今村さんちの香りシイタケ」等を、購入させていただいた。

昨夜は、多くの人の手間と愛情がかけられた新鮮なシイタケを美味しく味わった。
by koike473 | 2018-06-21 08:03 | ユニバーサル就労 | Trackback | Comments(0)