ユニバーサル就労議員連盟で「農福連携」の「スマイルベリーファーム」(大渕)を訪問
2018年 05月 01日
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27日(金)は、ユニバーサル就労推進議員連盟(議連)の30年度総会が開かれた。
私は引き続き議連の会長を務め、活動テーマも29年度から引き継ぐ形で「農福連携」を研究していくことになった。
富士ニュースも大きく扱っていただいた。
総会の後、富士市で最も積極的に農福連携に取り組んでいる、スマイルベリーファーム(大渕)の豊田由美さんによる講演会を開催。
スマイルベリーファームは、障害を持つ方々の就労継続支援施設だ。
豊田さんご夫婦が中心となり、浜松と富士に拠点があり、富士では豊田さんの大渕にある実家(農家)の施設や畑を活用して就労継続支援B型施設を運営している。
豊田さんからは「農業は『百姓』と言うだけあり、いろいろな仕事があるので、力仕事が得意な人、細かな仕分け作業が得意な人、同じものを並べるのが得意な人等、本人に合った仕事が必ずある」とのこと。
1月に伺った「農スクール」(藤沢市)の小島さんと同じことを言われた。
そして午後からは、大渕のスマイルベリーファームの現場へ。
豊田さんの実家。
農家民宿・農家レストラン「chanoki」(ちゃの生)も運営されている。
ヤギが出迎え。
ヤギ牧場。
作業小屋の中では、利用者の皆さんがハーブティの製造を。
ブルーベリーの畑。
茶畑を開墾して整備した農園。
自然栽培農法で栽培し、それを付加価値として販売する「自然栽培パーティ」に参加しているそうだ。
何人かの利用者の方々が、この日は農場の外周柵の改修作業を。
農家は、収穫時等、一時的に忙しい時期があるので、そうした時期に利用者の方がその農家さんに出かけ隙間的な作業をすることにより、農家は本業に注力できるとのこと。
東大の近藤先生が言う「超短時間労働」の考え方そのものだ。
議連では、7月に「農福連携」の機運を盛り上げるシンポジウム等を企画している。
豊田さんにもお越しいただき、多くの皆さんに「農福連携」の取組みを知っていただきたい。
by koike473 | 2018-05-01 09:31 | ユニバーサル就労 | Trackback | Comments(0)