体調不良によるサラリーマン一人当たりの年間医療費と生産性損失は71万円 「健康経営セミナー」で
2018年 02月 20日

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16日(金)は、富士商工会議所で開かれた「健康経営セミナー」に参加した。

主催は富士商工会議所と静岡県。
基調講演は、東京大学の古井祐司教授。



「会社の業績は、社員の健康状態で9割決まる」というのが古井先生の結論。

経産省と東大の調査によれば、体調不良による医療と生産性損失のコストは、それぞれ社員一人当たり、年間11万円と60万円、合計71万円になるそうだ。

講演の後は、市内で健康経営に取り組む2社から報告。
社員13名で運送業を営む栗田産業さんの報告が良かった。

小さい企業だからこそ、役員が「健康づくり担当者」になり、活動を引っ張っている。

「できること」に、「即断即決」で「素早く」取り組む。



話を聞いていて、健康経営は、ユニバーサル就労と「働き方改革」という意味でダブる部分がかなりあると感じた。
人手不足の中で、それぞれの人が得意とする仕事を分けながら働くことで、時間を有効に使い、働く人の健康を維持し、生産性を上げていく。
そんな観点からもユニバーサル就労を拡げていければと思う。
by koike473 | 2018-02-20 07:55 | 保健・福祉・医療 | Trackback | Comments(0)