片方の立候補予定者が不参加の意向で開催できず 富士市長選挙公開討論会
2017年 11月 30日

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一昨日の静岡新聞に伊豆の松崎町長選挙(12月3日投開票)を前に開催された立候補予定者を招いての公開討論会の記事が出ていた。

主催は下田青年会議所だ。
近年の全国各地の首長選挙では、地元の青年会議所(JC)が主催し、リンカーン・フォーラム方式の「候補者同士の政策論議」により、多くの市民に候補者の考えや掲げる政策を知っていただくことを通じて、投票や今後の市政の市民目線でのチェックに役立てようと、多くの選挙で開催されている。
11月26日投開票だった河津町長選挙の際にも下田JCが開催している。
4年前の前回富士市長選挙の際も、富士JCが企画し、今回と同じ両候補予定者が参加し実施された。
今回も富士JCはこの公開討論会を企画し、12月6日に開催する予定でいたが、小長井氏は参加、植田氏は不参加の意向を示され、一人では討論にならないため、開催しないこととしたそうだ。

リンカーン・フォーラム方式の公開討論会の開催実績は、これまで全国で3,305回とのこと。
私は、両候補予定者とも富士JCのOBであり、当然、実績があるこの方式の公開討論会に参加し、市政にかける思い、政策を熱く論議する姿、意見交換を通じて、どちらが市長にふさわしいか、判断する材料を市民の皆さんに広く提供できる場になると思っていた。
人口がともに7,000人ほどの河津町、松崎町でも立候補予定者がそろって討論したのに、25万都市の富士市では、市長を目指す両者が、片方の不参加でそろわず開催できないとは何とも残念なことだ。
皆さんは、どう思われますか?
by koike473 | 2017-11-30 07:04 | 市長選挙・富士市政 | Trackback | Comments(3)