早急に各家庭で「携帯トイレ」を備えましょう! 4回目?の「ふじBousai2017」その1
2017年 11月 21日
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18日(土)は、ふじさんめっせで開催された「ふじBousai2017」に参加した。
今年のサブタイトルは「災害時も自宅で生活を送るためのポイントを確認しよう!」だ。
その一環として開催された講演会は「災害時のトイレの問題」。
講師は、日本トイレ研究所代表理事の加藤篤氏。
過去の大きな災害時に避難所で聞いた「今、必要なもの」や「課題」。
こんな風景が実情。
トイレが圧倒的に不足しているために、それが災害関連死につながる。
アパートやマンションでは、下水管がどこかでつまり、流れなくなれば1階のお宅では汚水が吹き出し、すぐに使用できなくなる。
加藤氏の提案は、どの家庭でもまずは「携帯トイレ」を用意しましょう!というもの。
「携帯トイレ」とは、便器に被せて使用するビニールや紙製の袋状のもので、水洗が使えなくてもトイレとして機能する。
基本的に1回の排便で1つの袋だが、個人なら数回は連続使用も可能とのこと。
我が家でも多少はストックがある。
10数軒で構成する組合(隣保班)の組費残高が相当あるので、それを活用して本年度は購入し、全世帯に配ることを考えては?と思った。
一方、会場には、多くの皆さんの寄付で購入できることになった「トイレトレーラー」の展示も。
富士市がフロントランナーになり、全国の自治体に広まることを期待したい。
同じ地震国・イタリアでは、「快適なトイレは、命を守るために必要」という考え方が浸透しているそうだ。
日本も見習わなくては!
by koike473 | 2017-11-21 07:00 | 防災 | Trackback | Comments(0)