富士市発の全国の産業支援センターが集結 全国Biz自治体交流大会「Biz版 地方創生会議」
2017年 08月 04日

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昨日は、全国Biz自治体交流大会「Biz版 地方創生会議」に参加した。

これは、富士市に2008年(平成20年)に開設した「富士市産業支援センターf‐Biz(エフビズ)」をきっかけに、同様のスタイルを取りながら中小企業や起業の支援を行う全国の「〇〇Biz」が集まった大会だ。

富士市を含め、全国から「〇〇Biz」を有する14の市町の市長、副市長、そして各支援センター長がロゼシアターに集まった。


あいさつする小長井市長。

望月富士市議会議長。市長に似てる?

第1部では、各地の市長、副市長から、「〇〇Biz」の取組み成果が報告されるとともに、今後、「〇〇Biz」の開設を予定している7つの市町の市長さんも紹介。

開設9年で、26,000件の相談を受け、200件の起業を導いたf‐Bizの小出センター長から「税金を使い支援している支援センターだからこそ、『具体的かつわかりやすい成功事例』をいかに多く生み出すかが全て」と総括。

そして来年、改めて富士市で「第1回 Bizサミット」を開催することが決定した。
第2部は、14の内、8つのBizのセンター長によるパネルディカッション。

「これが中小企業売上UPの極意」という刺激的なタイトル。


支援センターへの相談の7~8割は、「どうしたら売上をアップできるか?」だそうだ。

その方法は3つ。

では、その支援の着眼点は、と言うと?

それぞれのセンター長から、支援の成功事例が報告されたが、「なるほど!」と頷くものばかり。

それぞれの企業、商品の「強み」、「ターゲット」、「コラボの仕方」を発見するのは、センター長や相談員のビジネスセンスと、相談者からヒントを引き出すコミュニケーション能力だとこと。

第1部で大東市(大阪府)の市長さんが鋭い指摘を行っていた。
「センター長は、1つ1つの相談の中で生まれる知見が、次の相談への知見につながり、ノウハウとして蓄積されていく。それが伴走型支援センターの強み。こうした知見・ノウハウの蓄積を全国で共有できる『Bizシステム・ネットワーク』の立上げを期待したい」
来年から開催していくサミットの「大きなテーマ」だと思う。
by koike473 | 2017-08-04 08:00 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)