民間活力による経費削減と市民サービスの向上 議会の有志で「PPP/PFIに関する研修会」開催
2017年 08月 03日
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1日(火)は、議会の有志で「PPP/PFIに関する研修会」を開催した。
富士市では、今年3月に「富士市PPP/PFIの手引き」を作成し、4月に新設された資産経営課がその担当を担うこととなった。
PPP(Public Private Partnership)は、「公共施設等の建設、維持管理、運営等を行政と民間が連携して行うことにより、民間の創意工夫を活用し、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図るもの」とされる。
PFI(Private Finance Initiative)は、PPPの一つでPFI法に基づき取り組む手法だ。
要は「公共施設整備・運営への民間活力導入」だ。
昨年、所属する会派「ふじ21」で視察した流山市(千葉県)は、「これでもか!」という位、PPPを最大限活用し、市民サービスの向上と行政負担の低減化を進めていた。
富士市では、上水道施設の維持管理や総合体育館の建設等でさまざまな「民活」の動きがあり、改めてPPP/PFIを勉強しなければという思いで、「ふじ21」が幹事となって開催した。
市の資産経営課が窓口となり、国内大手リース会社である日立キャピタル㈱、三菱UFJリース㈱、そしてこの2社を紹介いただいた地元の静岡銀行の皆さんが講師だ。
説明の中では、従来発注に比べ、その手間、経費支払いの面等で優れていることが改めて理解できた。
また議員からは、地元企業の参画や責任範囲の明確化等、懸念する点等について、多くの質問があり、有意義な研修会になったと思う。
私としては、流山市がメリットとしていた「民間ならではの知恵・工夫による行政サービスの向上」事例等をもう少し聴きたかったが。
こうした観点からも、富士市の動きを注視、議論、検討していきたい。
by koike473 | 2017-08-03 08:04 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)