「大事なことは、先に気づいた人がやらなければ」 馬場利子さんが語る「憲法と私」講演会
2017年 08月 02日

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少し前の話になるが、7月20日(木)は、「馬場利子さんが語る憲法と私」という講演を聴講した。

主催は「憲法を考える富士の会」。

馬場さんは、一見するとどこにでもいらっしゃる普通の女性(表現がちょっと失礼?)だが、講演を聴いているうちに、「なんて強い人だろう、そして頭のいい人だろう」と思った。

「憲法と私」の出張講座は、今回の富士市で103回目だそうだ。

難しい言葉は一切使わない。

「立憲主義」という言葉は一度も出てこなかったが、その目指すところ、しくみは会場の誰もが理解できた。

笑いを交えた中で、「世の中のおかしさ」をチクリ、でなくズドーンと突き刺す。

「大事なことは、先に気づいた人がやらなければ」
馬場さんの指針になっている言葉だそうだ。
仲間と知識を共有し、大切なことならば自ら動いて実現し、それを社会へ拡げていくために行政への働きかけを30年以上やってきたとのこと。

安全な食べ物、環境ホルモン、原発、そして憲法。
ここに来て、政局とも絡み、憲法改正に向けた動きが活発化してきそうだ。
この本の前書きに書かれている「激流の中、あきらめて流され溺れてしまわないためには、自分で漕ぎ出すしかありません」。
肝に銘じなければと思う。
by koike473 | 2017-08-02 08:56 | 安全保障対策 | Trackback | Comments(0)