ユネスコの無形文化遺産に登録 あでやかな彫刻がすばらしい鹿沼市の屋台
2017年 05月 10日
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今日は、4月に視察で行った鹿沼市(栃木県)の屋台の話。
下水道汚泥から出るガスを利用した発電等の施設の後、「屋台のまち中央公園」に寄った。
鹿沼市の屋台(「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」)は、何と「国指定重要無形文化財」どころか、「ユネスコ無形文化遺産」に指定されているそうだ。
「屋台のまち中央公園」にある屋台展示館には、3つの町内(銀座2丁目、久保町、銀座1丁目)の屋台が常設展示されている。
併せて音や映像で鹿沼の秋祭りや屋台の歴史を紹介している。
特に彫刻の技術がすごい。
これは1本のケヤキから彫り出したもので、手前の丸い彫り物の中に丸い木の玉が入っている。
後から玉を入れたのでなく、側も中(玉)も同じケヤキから彫り出したそうだ。すごい!
鹿沼の屋台は、古いものは200年以上前に造られたそうだ。
吉原の山車とはちょっと歴史が桁違いだ。
こちらはJR鹿沼駅前にある上野町の屋台収蔵庫。
公会堂と兼ねているようだ。
どちらも駆け足の見学だったが、次は本物の秋祭りを観てみたい。
by koike473 | 2017-05-10 08:07 | Trackback | Comments(0)