「ユニバーサル就労推進元年」の第一歩 「生活クラブ風の村」池田理事長を招いての講演会
2017年 04月 20日

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18日(日)は、ユニバーサル就労推進議員連盟で講演会を開催した。

講師は千葉県にある社会福祉法人生活クラブ風の村 理事長の池田徹氏だ。


2月議会で議員提案の形で「富士市ユニバーサル就労推進条例」が議決・制定された。
この「ユニバーサル就労」という言葉、考え方、取り組みは、「風の村」さんが元祖というべき存在で、商標登録されている。

条例案作成にあたり、池田理事長には「風の村」さんの視察を通じて考え方を教示いただくとともに、富士市での「ユニバーサル就労」という言葉の使用について快諾いただいた。

そんなご縁から、講師としてお越し願い、議員だけでなく、市職員、条例制定のきっかけとなった「ユニバーサル就労を拡げる会」の皆さん等、80名ほどが参加する講演会となった。


「風の村」さんの取り組み紹介とともに、池田理事長のお話で私が感じたポイントは2つ。
一つは「企業支援の強化」の重要性。

福祉サイドでは、利用者(障害のある方をはじめとする働きたくても、なかなか働きにくい方)側の情報は持っているが、受け入れ側となる企業の情報や、マッチング後の定着支援体制がぜい弱だ。
もう一つは、「支援付き就労地域づくりセンター」(仮称)設置の提案。

企業支援の強化にもつながるような、富士市で言えば福祉部、産業経済部が連携したサポート機関だ。
これについては、本年度、富士市でも第一歩を踏み出す予定だ。
この講演会の前には、池田理事長と、小長井市長をはじめユニバーサル就労施策実施の責任者である2人の副市長にお会いいただき、改めて富士市とのこれからの連携づくりを確認していただいた。
富士市における「ユニバーサル就労元年」の第一歩だ!!
by koike473 | 2017-04-20 08:01 | Trackback | Comments(0)