ゴールドは無理でもホワイト企業を目指す「健康経営」の推進を! 富士商工会議所商工振興委員委嘱式

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 昨日は、富士商工会議所の商工振興委員委嘱式が行われた。

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 商工振興委員は、市内の小規模企業者で、自社や周囲の景気、事業動向、意見等を商工会議所職員や役員の皆さんと定期的に意見交換する任務を引き受けた方々だ。

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 毎年登録が更新され、市内を10地区に区分し今年は95名が委嘱を受けた。

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 年間800件以上の意見、要望が集まり、会議所全体の資料、提案に反映されていく。

 私も個人事業者として登録し、今年で委員9年目となった。

 併せて、29年度の富士商工会議所の事業計画も報告された。

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 注目は「健康経営」の普及啓発だ。

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 健康経営とは、「従業員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、その実践を図ることで従業員の健康の維持・増進と会社の生産性向上を目指す経営手法のこと」だそうだ。

 「ワークライフバランス」、「ブラック企業」、「過労死」等の言葉が飛び交う中で、「働き方」を改めて見直す動きが高まっている。

 国(経産省)では、健康経営を進めている優良企業24社を「健康経営銘柄2017」として公表している。

 これらの企業は「ゴールド企業」と呼ばれ、学生の就職志望率が非常に高くなっているそうだ。

 ゴールドとはいかなくても、富士市内の多くの企業が、「うちは『ホワイト企業』です」と胸を張って言えるようになれば地元に帰ってくる学生も増えるだろう。

 また「健康経営」は、「ユニバーサル就労」にもつながる考え方だ。

 今後の取組みを期待したいし、行政としてもその促進策を考えていく必要を感じた委嘱式だった。


by koike473 | 2017-04-06 08:06 | Trackback | Comments(0)

 

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