「富士市地区まちづくり活動推進条例」制定記念シンポジウムに参加して気になったこと
2017年 01月 31日

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28日(土)は、「富士市地区まちづくり活動推進条例」制定記念シンポジウムが開催された。

基調講演、パネルディスカッション、事例紹介と進んだ。

事例紹介された「天間っ子田んぼ」の取組み。

天間地区まちづくり協議会の取組みだ。

休耕田を活用し、まちづくり協議会に係わる22の地区団体すべてが、年間を通じて「米作り」に関する何らかの活動に参加しているそうだ。

地区の子ども達(小学生)を中心に置きながら、年間作業スケジュールと各団体の役割を「基準書」と呼ぶ一覧表にまとめ、地区全体、全団体に配布している。
これまでは、子ども会と、一部の有志のみでやってきたが、全体が関わることにより、まちづくりの「共有化」が進んだ。

横串を通すことの重要性が指摘された。

素晴らしい取組みであり、多くの地区で参考になると思う。
一方、気になったこともあった。
「まちづくり協議会」の検討が始まった時、大きな課題の一つとして指摘されたのが、「重複する任務を受け持つ団体と特定の人に集中する役割の解消」だ。

パネルディスカッションでは、この点の指摘はなかった。
逆に「既存の団体の存続と連携」の重要性についての意見が相次いだ。

短期的にはその通りだと思うが、その先はどうだろうか?
by koike473 | 2017-01-31 08:24 | Trackback | Comments(0)