南海トラフ巨大地震の底知れぬ大きさと怖さ! 災害図上訓練「DIGセミナー」で
2016年 12月 19日

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17日(土)は、災害図上訓練「DIGセミナー」に参加した。

富士市(防災危機管理課)が主催し、常葉大学と共催するものだ。

講師は、常葉大の小村准教授。

9時から17時まで7時間みっちりだ。

午前中から午後の早い時間は、南海トラフ巨大地震と、直下型地震の違いを共有。

班ごとに、長期的(南海トラフ)、短期的(直下型)への備えの「心得」をまとめる。

その後、別室で20万分の1の地勢図を使い、南海トラフ巨大地震の全体像を確認。

4月の熊本地震や、21年前の阪神淡路大震災が、いかに局所的だったか。

逆に、南海トラフの場合の恐ろしさに愕然とした。

南海トラフ巨大地震の「被害想定」と「対策」の検討。

「恐ろしくて考えるのがいやだ」と書いた人がいたが、私も実は同感だった。

そして最後に、「DIG」の演習。

自分が住む地区(私の班は、今泉地区の北側半分)の「強み」と「弱み」を把握。

改めて今泉地区の昔からのエリアの住宅密集度を実感。
その上で、事前に取り組むべき対策を考える。

それらを踏まえ、地域へのメッセージを提案。

巨大地震の怖さと、それへの対策の重要性、しかしそれ以上に限界と無力さも感じた研修だった。
by koike473 | 2016-12-19 08:05 | Trackback | Comments(0)