富士北まちづくりセンターでの「議会報告会」   地道に取り組むしかない「地籍調査」

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 昨夜は、富士北まちづくりセンターで議会報告会が行われた。
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 議会報告会は、平成22年に議会自らが制定した「議会基本条例」で位置付けたものだ。

 議員全員が6つの班に分かれ、市内各地区を毎年回り、4年間で市内26地区全てで開催することとしている。

 班の中の役割も毎年代わり、私は、今年は「副班長兼司会者」を担当する。
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 1年間の議会活動を報告した後、質疑・意見交換を行った。

 これまで担当、参加したどの会場よりも活発な質疑・要望があった。
 中でも「地籍調査の遅れは、市民に負担を押し付けるものであり、議会・議員としてどう考えるか」は、厳しい質問だった。
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 地籍調査による土地一筆ごとの境界、面積の確定が行われていなかったがために、東日本大震災の復旧・復興に支障が出ていることを踏まえ、議会でも、地籍調査の重要性、早い進捗のあり方が議論されてきた。

 自宅に戻り、改めて地籍調査の進捗状況を確認すると、確かに富士市は遅れている。
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 全国平均が51%に対し、静岡県は23.7%、そして富士市は6.0%。

 県内でも100%完了している市町もあれば、静岡市2.6%、沼津市9.6%、富士宮市25.1%とバラバラだ。
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 中でも、県内ほとんどの市町が昭和30年代から取り組んでいるのに対し、富士市は平成5年からと30年以上遅い取組み方だ(まだ全く取り組んでいない市町もあるが)。

 なぜ遅れたのかは確認しなければならないが、この調査は地道に続けるしかないのが実情だ。
 特に、財政的に余裕がない中では国、県の補助をあてにしなければ難しい。

 状況をていねいに説明するしかない。

 ※今年の私の所属班は、市消防防災庁舎7階で行う「中央会場」も担当します。11月20日(日)15:00~ です。お時間のある方は、ぜひご来場ください。

by koike473 | 2016-11-15 08:07 | Trackback | Comments(0)  

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