「富士市地区まちづくり活動推進条例」制定に向けたタウンミーティングのターゲット
2016年 07月 28日

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昨夜は、吉原高校避難所運営委員会の幹事会だった。

50名以上の役員の皆さんに集まっていただき、今年の訓練に向けた検討を行った。


その後、各町内の町内会長さん、自主防災会長さんに残っていただき、この委員会の町内での位置づけやメンバー選定のルール化等について相談を行った。
しかし多くの町内会では、町内会長さんを始め、既存の町内役員に様々な負担が集中し、これ以上の役割を求めることは難しい、との意見が相次いだ。
一方、市では「富士市地区まちづくり活動推進条例」の制定に向け、今月(7月)市内を4地区に分ける形でタウンミーティングやパブリックコメントを実施し、市民の皆さんの意見を聴いている。

私も20日(水)に消防庁舎で開かれたタウンミーティングに参加した。

すると先日、静岡新聞の「清流」欄にこのような記事が載っていた。

確かに、タウンミーティングに参加していたのは各地域の役員さん達だ。

記者が指摘するように、「相手が違うのでは?」にもうなずく点はある。
しかし私は、改めて条例制定の背景と目的、つまり「特定の役員へのあまりの負担の集中」、そうした中で「マンネリ・重複する活動や組織を見直し、効率化」し、「いかに多くの皆さんに参加いただく」か、それが「足腰の強い体制づくりにつながる」ことを、集まった役員さん達に再確認すべきだったのではと思う。

条例制定を訴えたところで、簡単に「違う相手」が動くとは思えない。
本当に必要で、効率的な地域の活動を応援するための条例だということを、現役員さん達に理解いただく。
そして大変だが、改変に向けて動き始めることを促すきっかけにするタウンミーティングが必要だと思う。

そうした意味では、タウンミーティングのターゲットは正しかったと、昨夜改めて強く感じた。
by koike473 | 2016-07-28 07:12 | Trackback | Comments(0)