「安心」への大きな備えだが、使うことがないことを祈りたい「富士市防災ヘリポート」開所式
2016年 05月 23日
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20日(金)は、富士市防災ヘリポートの開所式が行われた。
八代町(吉原地区)の旧吉原下水処理場跡地に防災用倉庫、防災用ヘリポート、耐震性貯水槽タンク等を整備したものだ。
場所は、旧「中吉原宿」沿いだ。
防災用倉庫には、災害用資機材や被災者用備蓄物資等を備蓄し、大規模災害時に道路等の寸断により孤立した地域に、ここからヘリコプターで物資等を届ける。
また、災害時のケガ人や、平常時でもドクターヘリ等による重篤な急病人の輸送拠点にもなり、ヘリで運ばれてきたケガ人等は、ここから一直線で中央病院に搬送される。
倉庫の屋上は、津波等の際の避難場所にも活用する。
お目当ての県の防災ヘリ「オレンジアロー」が飛んで来た。
この日が初めての着陸だそうだ。
決められている進入角度で無事着陸。
静岡県 危機管理部 消防保安課 消防防災航空隊の隊員。
オレンジアローの機体や活動の説明。
購入してから20年近く経つそうだ。
更新するには約20億円かかるとのこと。
離陸は、南側から現在建設工事が行われている配水地を手前に見ながら見学。
曇っていて富士山が見えにくいのが残念。
あっという間に行ってしまった。
このヘリポートは「安心」への大きな備えだが、実際にはなるべく使うことがないよう祈りたい。
by koike473 | 2016-05-23 07:50 | Trackback | Comments(0)