改築中の「体育館」に例えた式辞が感動的だった ロゼで行われた今年の吉原二中の卒業式
2016年 03月 24日
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19日(土)は、市内小中学校で卒業式が行われた。
私も地元の今泉小、吉原二中の式に参加した。
今年の二中の卒業式は、体育館が改築中のため、ロゼシアターで行われた。
ホワイエに張り出された「寄せ書き」。
いつもとずいぶん違う雰囲気だ。
本年度で異動される篠原校長の式辞が素晴らしかった。
「改築中の体育館は、基礎工事にこの半年間かかりました。
完成する体育館の全重量は3,000トンですが、柱や壁や屋根等の目に見える『建物』の部分は700トンです。
残りの2,300トンは、コンクリートや鉄筋が土の中に埋まり、これからは決してこれから見ることができない『基礎』の部分です。
小中学校での学びや経験は、まさしくこの『基礎』に相当する期間でした。
皆さんは人生の『基礎』を、しっかり学んだはずです。
吉原二中での3年間を基礎に、大きく羽ばたいていってください」
大急ぎで写真を撮りに行った二中の工事現場。
今は、基礎がわずかに見えるが、もうすぐ土に埋まる。
3年生最後の合唱。
卒業生は、二中の前を通り体育館を見るたびに、この言葉を思い出すとともに、前向きな気持ちになるだろう。
加えて、小中学校9年間皆出席者が6名、中学校3年間皆出席者も52名いた。
みんな頑張った。
これからの人生を、たくましく切り拓いていってほしい!
by koike473 | 2016-03-24 07:33 | Trackback | Comments(0)