明日で東日本大震災から5年 「福島第一発電所原発建屋」をイメージした作品が富士芸術村に
2016年 03月 10日

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先日、久しぶりに大渕にある富士芸術村に行った。

村長の漆畑勇司さんから「屋外展示をぜひ観て」とお話があった。
大きなゴミ箱?かと思う鉄の箱が置かれている。

「殿敷侃へのオマージュ - お好み焼き」と名付けられている。

外側の黒い鉄のフレームは、爆発で屋根が吹き飛んだ「福島第一発電所原発建屋」をイメージしているそうだ。
また、中には海岸への漂着ゴミを焼き固めた「お好み焼き」が入れられている。

今後、安定化するのに何十万年かかるかわからない「核のゴミ」だ。

明日で東日本大震災から5年になる。


昨日は、稼働中の高浜原発の運転差し止めの仮処分が決定した。
今朝の静岡新聞にも大きく報道されている。

5年経っても中がどうなっているかすらわからず、この先の処分方法も全く確立されていない。
改めて、人間が制御できない原発は、無くしていくべきだと思う。
それで電力料金を上げざるを得ないなら、その中でやっていくことを受け入れ、どう工夫していくかを社会全体で考えようとするのがリーダーの務めのはずだ。
by koike473 | 2016-03-10 08:19 | Trackback | Comments(0)