650人が聴き入った 小林 節さん講演会「安倍暴走を止めるために」
2016年 03月 01日
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28日(日)は、午後から「戦争法反対・立憲主義を取り戻す 小林 節さん講演会」に参加した。
会場は、富士宮市民文化会館。
小林さんは、650名の参加者の中、歯切れのいい毒舌で、安保法制をこき下ろした。
事態は切迫しているとのことで、当初予定していた「憲法の危機とそれを克服する方法」でなく、「安倍暴走を止めるために」というテーマでバンバン話を進めた。
・安保法制は「攻められたら、攻め返す」(個別的自衛権)法律ではない。「日本とは関係ない他国を攻め込む」(集団的自衛権)法律だ
・中国、北朝鮮を脅威だとしているが、中国は経済のグローバリズム化、北朝鮮は生き残るために、日本、米国に仕掛けることはない
・イスラム教組織によるテロが大きな脅威だが、国を持たない(持てなくされた)彼らにとっては、テロという戦い方が戦争であり、キリスト教の国々との争いは簡単には止められない
・しかし両方の宗教に関係が無く、70年間戦争に関与してこなかった日本は、世界で唯一、この戦いに仲裁に入ることができる国である
・それを日本は目指すべきであり、集団的自衛権を行使し米国の2軍として戦いに参加すれば、逆に日本もテロの脅威にさらされる
・憲法は、一時的に権力を預かっている政治家・公務員が権力を濫用しないための指令書である
・政治家を縛る憲法を、それも解釈により改憲するのは独裁政治以外の何物でもない
・参院選で野党が足並みを揃え、とにかく選挙に勝たなければならない
・そのためには・・・
と、あっという間の100分間だった。
私は「護憲的改憲論者」を自認する小林氏の憲法改正論まで聴きたかったが・・・。
それは次回への期待と言うことで。
by koike473 | 2016-03-01 06:56 | Trackback | Comments(0)