外部の人材資源を上手に活用した「第5回富士南地区避難所運営訓練」
2016年 02月 29日

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昨日は、朝から「富士南地区避難所運営訓練」の見学に出かけた。

会場は、富士南小学校。

南地区では5回目になる避難所運営訓練だ。

今回の訓練は、どちらかと言うと、様々な防災意識、知識を高めることに重点を置いた訓練だ。

被災者管理班による避難者の受付。

個票を使い、区ごとに避難者リストを作る。

個票はボードに貼り出し、この避難所に誰が避難しているか一般の人にもわかるようにする。

防災指導員の皆さんがアドバイザーとして取り組むDIG訓練。

自分が住む地区の防災上の「強み」、「弱み」を図上で意見を出し合いながら共有する。


こちらはガラスの飛散防止講習。

車椅子体験。

災害用伝言ダイヤルの紹介。

消防本部のメンバーが指導者になって取り組むAEDの使用訓練。

段ボール間仕切りの使い方訓練。

地元の企業さんにも参加してもらい防災グッズの紹介も。


外では起振車や給食給水班も。


最後は、防災講演会


南地区は、地区内の避難所は南小と南中の2ヶ所だ。
この2ヶ所を交互にしながら、毎年避難所運営訓練に取り組んでいる。
まちづくり協議会が運営母体となり主催するので、地区内の既存の組織を上手く活動できる。
3地区(今泉、吉原、広見)の7町内が避難する吉原高校では、こうした地区の既存組織が使えず、新しいメンバーで新組織を作らなければならないのは、どうにも痛い。
それと、南地区では、市の防災指導員さんや民間企業等、外部の人材資源を上手に活用した訓練を行っていた。

これは訓練開催日程の設定と併せ、大いに参考にしなければと感じた。
by koike473 | 2016-02-29 07:56 | Trackback | Comments(0)