最先端技術が盛り込まれた富士市・富士宮市消防司令センター
2016年 02月 16日
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先週の初め、議員有志で富士市消防本部の見学会に参加した。
デジタル無線システムへの切り替えに伴い、統合され昨年9月から運用が始まった富士市・富士宮市消防司令センターの見学会だ。
まずは、後藤消防長から消防全体の取組みについて説明。
その後、グループに分かれ見学。
私は井出議員(公明党)と2人。
はしご車だけは「絶対ダメ!」とお断りした。
次のグループは平気で上がっていったが、どういう神経か?
救急隊員から救急車内のコンパクトで実用的な備品の説明。
1秒たりとも無駄にできないという覚悟が伝わる。
(呼び名がはっきりしないが)高規格消防車?
とにかく消防だけでなく、災害現場で活動できるよう、さまざまな器材を積んでいる。
重たいが、何でも引きちぎりそうな油圧カッター。
そして「富士市・富士宮市消防司令センター」へ。
消防棟の5階だ。
富士市内と富士宮市内からの全ての119番が、ここに入ってくる。
その時に、その場所に最も近くで組める消防チームをコンピュータが組んで、消防車等に指示を出す。
それがこの画面上で全て行われる。
最多で同時に15件までの指令が可能。
ゼンリンの住宅地図上で、該当するお宅が特定され、同じ画面を見ながら消防隊が駆け付ける。
また、金丸山山頂の高感度カメラでも、富士・富士宮市内の様子がこんなにアップでモニター可能だ。
この統合により、司令業務メンバーを両市で数名ずつ減らすことができ、その分現場(予防、救急、消火等)に人数を配分することが可能になった。
更なる消防力の向上に期待したい。
by koike473 | 2016-02-16 08:03 | Trackback | Comments(0)