四国中央市(愛媛県)の「世界一効率的な製紙工場」と「紙のまち資料館」
2016年 02月 02日
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今日のブログは、先日視察で伺った四国中央市(愛媛県)の話。
四国中央市は、平成16年に川之江市、伊予三島市、土居町、新宮村の2市1町1村が合併して誕生した。
川之江市、伊予三島市は、古くから製紙産業が盛んで、現在は約9万人の人口だ。
特に、大王製紙の本拠地として、いたるところに「大王」の文字が目につく。
同社の三島工場は、輸入したチップを船から手前の岸壁から降ろし、そのまま工場でパルプにして紙を抄き、製品に仕上げ、反対側の岸壁から出荷するという形で、「世界一効率的な製紙工場」だそうだ。
高さ207mの煙突にはエレベーターが着いていて、見学もできるそうだ。
市役所庁舎から見える三島工場のチップ岸壁。
今回は、同じ「製紙産業」を中心とする産業都市として、四国中央市の産業支援策について市役所で話を伺うだけで、エレベーターに乗れず残念だった。次回は必ず!
視察(ヒアリング)報告は同僚議員にお任せとして?
ここでは、旧川之江市にある「紙のまち資料館」を紹介。
「ペーパーミュージアム」だ。
資料館の前は、富士市内と同じような風景が。
資料館は、旧川之江市が産業文化展示館として建設した。
1階正面には「書道パフォーマンス甲子園」の優勝作品。
この用紙は市内の製紙会社さんのものだ。
紙の歴史、機能を紹介。
市内で作られる紙製品の販売コーナーも。
2階では製紙業発展の先駆者を紹介。
大王製紙設立の井川氏。
紙すき体験室も。
川之江は、飯田(長野県)と並ぶ「水引」の生産地だそうだ。
素晴らしい作品がいろいろ。
3階は企画展示室。
富士市でも「紙のアートミュージアム」整備に向けた計画がある。
参考にしたい。
by koike473 | 2016-02-02 07:43 | Trackback | Comments(2)
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