「成果と課題」がより明確になった 第3回吉原高校避難所開設・運営訓練
2015年 12月 07日

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昨日は、第3回吉原高校避難所開設・運営訓練を行った。
写真集でどうぞ。
7:50に大地震が発生したとの想定で、まずは早く駆けつける運営本部、市地区班、学校メンバーで建物の安全性について簡易チェック。

その後、避難所運営役員が吉原高校グラウンドに集合。

避難所開設の準備を始める。


施設管理班は、避難者の生活スペースの割付けを確認。

9:20に、自宅が全壊、全焼してしまい、吉原高校避難所に避難してきた避難者役の皆さんが集合。

まずは、避難所入所の受付。

こちらは要援護者の方々の受付で、症状等をヒアリングしながら受け付ける。

そうこうしている内に、小長井市長が視察に来場。

避難者の生活スペースや段ボール間仕切り。

簡易トイレ、女性相談窓口等を始め、全ての活動班の様子を熱心に視察いただいた。

およそ1時間ごとに運営本部会議を開き、進行状況をチェックしていく。

総務班には、各町内から要請シートを使い、物資やボランティアの要請が上がってくる。

また、それらを無線で確認する。
情報班は、各町内からの情報をもとに、大きな地図等で7町内の被災状況をわかりやすく表示する。


先日設置してもらったばかりの災害時特設公衆電話。

この日は、「防災の日」なので、NTTの計らいで?実際に自宅に電話がつながりみんな笑顔に。

食料物資班は、市災害対策本部に物資の要請を行うための情報を整理する。

避難者役の皆さんには、外回りのトイレやゴミ集積所、生活用水タンク・プール等も見てもらう。

防災倉庫は、市地区班が説明。

最後は、要請していた物資が市災害対策本部から届き、それを避難者に配布する訓練。
この日は、手順を確認するために「おにぎり10個」、「飲料水10本」と書いたカードで訓練した。

そしてあっという間の閉会式。

ほぼ予定通りの訓練ができ、またその分、課題も明確になった。
各班の班長、副班長さんは、多くが3年間、役を務めていただいた。
この3年間で、基本的なルールと動き方の土台を作っていただけたと思う。
検証作業も残っているが、本当にお疲れさまでした。
by koike473 | 2015-12-07 07:46 | 防災 | Trackback | Comments(0)